小橋建太選手、感動の復活
※この書き込みはプロレスに興味の無い方は全く分からないと思います、あらかじめご了承くださいね。
12月2日、プロレスリングノアの絶対王者こと小橋建太選手が腎臓癌を克服し546日ぶりにリングに戻って帰りました。
しかもそのタッグパートナーが脳梗塞から奇跡の復活を果たした高山善廣選手、対戦相手は最強とも言える三沢秋山組、そもそもこのカードは高山選手の復帰戦で組まれるはずだった試合であり、癌による長期欠場のため流れた夢のカード…じつはその試合で代役を買って出たのが今やテレビでも売れっ子の佐々木健介選手、実は佐々木選手も眼窩(がんか)底骨折を隠しての参戦、その後欠場、また、高山選手が脳梗塞で欠場する前の最後の試合が佐々木選手戦という、様々な裏話を含むモノでした…高橋はCSの生中継を録画、リハーサル後に帰宅しての観戦です。
武道館は超満員の観客…空気も出来上がっています。選手は1人1人の入場。小橋選手の入場だけでちょっとウルウル来るモノがありました。
やはり、身体は一回り小さくなったような感じに見えました。ただし腕は、一番太い!!
試合は復帰戦などというあたたかい試合ではなく、本当につぶし合いの試合でした。多分、小橋選手に力が感じられなかったら対戦相手の三沢選手と秋山選手もある程度手加減を食われるモノでしょうが、とんでもない、フルでの攻撃、最後は秋山選手のアシストによる三沢選手の雪崩式エメラルドフロージョンという、恐ろしいぐらいえげつない技で小橋選手がフォール負けしてしまいましたが、本当に凄い試合…試合というか、小橋選手のプロレスに対する愛情というか、気持ちの凄い試合でした。まさに、昨日のブログの話題にも通じるというか…気持ち…の強さ、熱さ…。解説を務めていた正パートナーの本田多聞選手も途中から涙声に…みている方も途中から涙が止まらなくなる程の激しいファイトでした。フォールを取った三沢選手のテーマに合わせての小橋コールは感動的で…。
プロレス、格闘技ファンでない方にはなんの興味もないかも知れませんが、現在、総合格闘技が出てくることにより、プロレス最強説が崩れ、プロレスのお決まりというか、約束の部分を逆に全面に出すような、ショー的なプロレスの方が幅を効かすようになり、プロレスラーは強くなきゃいけない、現実離れしていなければいけないという思いの強い高橋は近ごろのプロレスは食い足りないモノが多いのです、でも、プロレスリングノアには、ストーリーも、ギミックも無い、強靱な肉体を持ったモノたちが、ギリギリの攻防を見せる凄いプロレスがありました。よければ当たらない技だって受け、相手の力量を見極めた上でギリギリの大技を食らわせる、そしてまた立ち上がり、反撃する。
確かに、狂言師やアイドル相手にキチッとプロレスらしい試合を成立させるのもプロの役目かも知れないけど、やっぱり、素人の技なんてどうやったって全く効かないよ、って方が、いいなぁ。大体プロレスラーが本気出したら素人は、ホントに生命の危機ですからね…。(そのなかでHGはかなり本気で技を受けてると思いますけどね…。)
かつての小橋選手のエピソードを思い出しました。10年程前、全日本プロレス時代三冠王者として三沢選手の挑戦を受ける前、家族に「俺が死んでも三沢選手を恨まないでくれ」と電話したというのです。それだけその当時から二人の戦いは本当にギリギリで、見ている方の想像を超える攻防を繰り返していたんですよね。ジャイアント馬場さんも解説しながら感涙にむせぶ様子がよく見られました…。
その小橋選手、以前も膝の手術での長期欠場を乗り越え、その後、絶対王者と呼ばれる様になり、新日本プロレスからの刺客ももの凄い説得力で退け(あの、黒のカリスマ、蝶野選手でですら、試合に完敗し泣いていましたね…これは試合に負けた悔しさではなく、小橋選手のプロレスに対する徹底した思いに対するモノだと高橋は勝手に判断しています、フィニッシュのハーフネルソンスープレックス6連発は、恐ろしかった…やった小橋選手も凄いし受け続けた蝶野選手も凄かった…その小橋選手が今度戦った相手が「癌」…それも乗り越えて戻ってきました!!
それに比べると高橋が戦っているモノなんてなんでもないなぁ…もっともっと熱く激しくいきていきたいなあ…まさに小橋選手のように…。
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